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私が最初にクセナキスの曲を聞いた時の指揮者はミッキーことマエストロ井上道義。今はブログというものがあるんですね(いや、これもブログか)。井上氏のブログに、去年の一月にノモス・ガンマを演奏したことが書かれていて、「くやしー、知っていたら絶対聴きに行ったのに」と思っても後の祭り。この種の曲はLIVEで聴くのが絶対にいいのです。
が、それと同時にミッキーが重い病気であったことも知りました。
何と言っていいのかわからないが、自分が十代のころから活躍していたのだから年齢もそこそこいっているであろうし、でも私の心の中には若々しいころの姿が鮮明に残っています。
明るくて、真摯で、情熱的なマエストロ。演奏予定もいっぱい入っているから今は元気にしておられるのであろう。
確認したら70歳前、指揮者として確かにまだ若いけれど。自分では巨匠とは思ってはおられない由。謙譲の度が過ぎます。またいつか聞かせてください。ノモス・ガンマ。