月光 第三楽章-その2(左手の正確なテンポと音量)

「月光」
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さて、では両手で演奏するとどうなるかな?と思って弾くと、左手のリズムが安定していないことに気づきました。それで、コルトー先生のリズム変奏を左手にも適用してみました。

速度は右手の半分なので特にむつかしいはずはないと思うのですが、意外に私は苦戦を強いられました。あまり長く続けていられる練習でもありませんし。退屈で。

まあ何とか一定のリズムで弾けている・・・ことにしましょう。

楽譜にはスタッカートがついていますから、音の切れ、クレッシェンドしないこと、最後にフォルテシモを持ってくること。これらをキチンと考えながら練習することが大切です。
なお、園田先生の楽譜にはちゃんと書いてありますが、フォルテシモは四拍目で、四拍半目は弱音になります(意外とむつかしい。改めて考えてみたいと思います)。

左右のバランスですが、結構左手の音量が大きいなと感じる演奏がありますね。
例えばユンディ・リ。と思ったのですが、動画が見られなくなっていて差し替えたところ、さほど大きな音ではないですね、左手。


私は左利きのせいもあってか、左手の方が大きな音になりがちです。もう少し右手を鍛える必要があります。ただ鍛えるといってもこの歳ですから指の筋トレはどうなのでしょう?
プロとしてやっていく人たちが子供の頃からずっと正しく弾き続けて、理想的に筋肉が発達するのでしょうね。長年弾いていないわけですから仕方がありません。

トレーニングボードとか、フィンガーウエイトなどを使う方法もあります。が、トレーニングボードの動画など見ると、薬指が面白いように動いていて、ここまで到達するまでがあまり楽しくないかなぁと。ただ本当にこのように動かせるようになるならトライしてみたいですね。

ウエイトをつけるのは普段通りの練習でよいのでストレスないと思いますが、結構な値段がするものなんですね。それにキッズ用しか見つけられませんでした。ギター用5個入りというのはありましたが、¥5,000弱ですね。

そのほか握力を鍛えるグリッパーというんですかね、あれの指が独立しているものがありますが、ピアニストやギタリスト向けと称するものがありますから、力はつけられそうですね。

それでも、敏捷性とか指の独立性などを鍛えることを考えると、トレーニングボードが一番のような気がします。そして私が気乗りがしないのも一番です。薬指などもう独立的に動かそうとするだけで痛いですから。

努力なくして成果なし・・・ですか。楽しくやりましょう、楽しく。

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