ショパンについて

動画あり
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なかなか本題のピアノに入っていけないので、ショパンについて少しだけ(?)書きます。
若い頃はショパンが好きではありませんでした。強いて言えば「英雄」を練習したくらいでしょうか。

https://youtu.be/gFlyKTyFfrs
一つにはショパンの本質に迫る演奏を聞く機会に恵まれなかったためと思います。何を聞いても甘ったるかったのです。


ようやくショパンの人物像に触れ、良い演奏に巡り合うことができました。そして40歳になろうという頃、那須の千本松牧場の夕暮れの中、空から「バラード第一番」が降ってきたのです。要するに聞こえてきたんですね、一番「甘い」メロディの部分です。
「よし!ショパンに挑戦だ!」と思って練習し始めたのがなぜか「スケルツォ第二番」?

https://youtu.be/alGaVou6lfk
最初は一年計画、そのうち三年計画、そして五年計画と練習はずるずると伸びていき(そりゃそうだ)、曲がりなりにも通して演奏できるようになりました(ミスタッチ頻発)。
その間バラードの、1,2,4にもちょっかいを出しましたが途切れずに演奏するのはやはり無理でした。
ショパンのよいところは練習すると着実に演奏技術が上がるところですね。ピアニストのこと考えて書いています。
でもなんですね。若いうちは好き嫌いしないでいろんな作曲家の曲を弾くべきですね。改めてベートーヴェンに向き合うと、古巣に帰って来たような安堵感はあるのですが、レパートリー的に広がりが持てないですね。
ちなみにドビュッシーとラヴェルの曲も好きで、親近感があります。

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