月光 第一楽章-その7の補遺

「月光」
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いやー、あがり症なんですけど、皆さん素晴らしいですね!
いきなり何の話かというと、自分の演奏を誰が聞くかわからないのに、みなさん平常心を保っておられるということです。もちろん私など誰に参考にしていただけるかわからないような演奏法の話をしているのですから、演奏だって期待されているわけではないと思いつつ、練習しているときの半分も思った通りに弾けないのもつらいものがあります。明日、結婚記念日です。

と、とりあえずの逃げを打ちつつ、「小指のメロディー」の部分です。アングルの関係で、右ひじがぐっと左に入ってきている様子は画面からはわからないと思いますが、スキップの直前に若干右手首が左に移動していて、響きとしては3連符が安定しているでしょう?その割に小指のメロディーははっきり聞こえるという。ベートーヴェンなら「音が大きすぎ」と言われるかもしれませんが。


とりあえず今まで第一楽章について書いてきたことを(最後の和音を除く)念頭に置いたつもりです。つもりですが、書いたとおりになっていないところもありますね。客観視してみると…。
自分としては思ったよりリズムのブレが大きいな、ということです。
もう少し表面的には淡々としたイメージで弾きたいです。内奥はもがき苦しんでいたとしても。
そういえば、武満徹の曲で確か「さえぎられない休息」のなかで「静かに、残酷な響きで」といった指示があったようななかったような。
第一楽章後半で微かな光が見えてくる部分がありますよね。そこを除いては上記のようなイメージがあると思います。
 
ネタはまだまだあります。深い曲ですよねぇ
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