時間がないときは、楽器に触れるだけでもしましょうね、とか言っておきながら、自分自身が仕事、風邪、持病の再発などにより３週間近くピアノに触っていません。徐々に状況は変わりつつあるのですが、こういう時に起きることがあります。
「練習に戻るのが恐い」。
以前に弾けたところが弾けなくなっているに違いない。後退してしまった自分の演奏は聴きたくない。また一からやり直さなければならないのだろうか？等々の不安が頭をよぎり、練習したいのですがしたくなくなってしまうのです。さて、どうするか？
必ずまた練習したくなるので、それまでジタバタしないで待つことにしましょう。ジタバタしたところでストレスが増すばかりです。最初の目的と相反することになってしまいます。
これは自分に対する慰めの意味もあって書いているのですが、まだしばらくは練習の時間を確保するのは難しいと思っています。ですがブログの更新が滞ってしまうこと、これだけはどうしてもストレスになってしまいます。
先日も話した通りショパンの「即興曲第1番」を取り上げたいと思っています。簡単にですが構想も頭の中にはあります。しかし、楽譜を著作権法に準じた仕方で掲載するのは意外と手間がかかります。ですが何とか意味のある内容のあるものを掲載し続けていきたいと願っていますので、これからも楽譜を熟読して、また様々な演奏を聴くことによって、どのようにこの曲を弾いていくことができるかを探っていきたいと思っています。
とは言え「楽曲の分析」と言うとおこがましいものになってしまうでしょう。自分なりにどのようにしたらきちんと弾くことができるのか、聴いてもらいたい音楽を作り上げることができるのかを主に考えていきたいです。
視覚資料のないものとなってしまう可能性も多いですが、できるだけわかりやすく書いていきたいです。後は、自分自身の今の課題である「ラ・カンパネラ」の練習に戻れるように努力していきます。
空気が乾燥するこの季節、風邪やインフルエンザがはやっています。皆さんもどうぞお体にお気をつけください。そして楽器の演奏で適度な気分転換をしていただければと思います。
