ラ・カンパネラ – その42(当面の難所・その後)

「ラ・カンパネラ」
このページには広告が含まれています。

その41でコルトー先生から教わった練習を少しですが繰り返してみました。引っかかっている箇所の楽譜は以前に示した通りですね。

少しテンポアップしました。

まだ滑らかではありませんが、少しは上達したでしょうか?結果は…。


多少は前進したでしょうか?本来ならまだテンポアップが必要ですが、精一杯ですね。この部分の練習を、あまり時間のない中でどのように振り分けるかに悩まされます。というのは弾けないのはここだけではなく、まだまだあるからです。あたりまえですが…。6月の演奏に間に合うでしょうか?

あまり難しければほかの曲でもよいよ、と言ってくれてはいるのですが、ここまでの苦労を無駄にはしたくありません。期間を一年ではなく二年計画にすればよかったと後悔しています。それでもボロボロでも構わないからとりあえず挑戦はしてみようと思います。いざとなったら、編集したものを鑑賞!という手もありますね。ちょっとプレゼントとしては気が引けるものがありますが。

こう考えると、自分で適当に〇年計画を立てるのは良いですが、発表期限を定めてしまうとプレッシャーになってしまいますね。もうちょっと何とかしたいところです。他の部分についてもまたアップします。

くどいようですが、原典に近い弾き方で貫こうと思います。何度も言っているようにこれは練習曲なので、自分のレベルアップにもなりますし、運指を変えたり左手で補佐してやさしくてしまうと、その弾き方に固まってしまうからです。

また、原典の弾き方は響きに影響します。私は電子ピアノですからそれほど大きな影響はないかもしれませんが、それでも音の強弱などが作曲者の意図通りにならないので(どの道、意図通りには弾けないのですが)、原典に従うのはやはり意味のある事だと思っています。皆さんはいかがですか?

子供の頃にいやいややっていたハノンとか、もう少し練習する意味が分かっていれば少しは熱心になったのでしょうか?いやぁ、でも退屈ですからね。一番良いのは、先生が「この練習をすると、こんな曲が弾けるようになるよ」と言って、聴かせてくれることでしょうか。それで、「弾きたい」となれば頑張りますし、「別に」と思えば、単なる情操教育に終わるのでしょうね。

私の両親は音楽好きでしたが、単なる情操教育として私に楽器を習わせてくれたようです。当時の先生はもう少し専門的に教育を受けるように勧めてくれたようなのですが、父親は生活の安定するサラリーマンになることを望んでいたらしく、それは実現しませんでした。もっともそうしていたとしても、どこまで進歩できたかは全く不明ですけれども。

その後私は漠然と「作曲家になりたい」と思うようになるのですが、人生は短すぎますね。そして私はのんき過ぎです。藤倉大をご存知ですか?彼は作曲家になるために、中卒でフランスに留学したのです。そのくらいの気概がなくては何かを成し遂げるのは無理というものですね。

もっとも私はいま趣味としてピアノが弾けることに大変満足しています。

タイトルとURLをコピーしました