ラ・カンパネラ – その7(半音階)

「ラ・カンパネラ」
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第一テーマの変奏部分を練習しています。
比較的弾きやすいなどと書きながら、時間が取れないのでなかなか弾けるようにならないんですと言い訳しておきます。まずこのフレーズには最後に半音階が出てきます。


無題17
フリーのソフトで写譜をしているので、ちょっと変ですが大目に見てください。

上昇していく半音階で、コルトー先生は4の指でA#を弾くように指定しています。そうしますと必然的にどこで1の指を使うか(G)が決まり、その他の指も決まるので、運指を全部書き込むことができそうです。

子供のころにはやった、数字を最大3つずつ数えて、「20」と言った方が負け、というゲームを思い出します。「20」と言わないためには「19」を言えばよいので、その前には「15」と言わなければなりません。これは〇Xと似ていて、先手必勝になります。いや〇Xの場合は後手の一手で引き分けに持ち込むこともできましたか。

これはトランペットの先生から学んだ大事なことですが、音階等は連続したひとまとまりとしてではなく、この場合で言えば薬指にあたる(4と書いてある)音を「狙う」のです。1-2-3-4と弾くところは狙い易いですし、1-2-1-2と弾くところはあまり頭で考えなくても大丈夫です。交互ですから機械的でもまずOK。そして最後の音もしっかりと「狙う」ことが重要です。こうした練習を繰り返していき、それから全体をつなげて弾いてみるのだそうです。そうすることでなめらからスケールになります。

で、今回練習した範囲を弾いたのが次の動画ですが、肝心のメロディーのところを頭で考えながら弾いているので時々止まっています。やはり指に覚えてもらうのがいいようで、繰り返し練習するしかないですね。
なお、楽譜の運指が自分に合うかどうか?合わなければ直して、毎回同じ運指にすることが大事です。特に、3の指を使うか4の指を使うかです。

それにしても、半音階の練習って大切だったんですね。子供のころは何の役に立つんだろうと思ってまじめにやりませんでした。反省。

申し訳程度ですが、まだまだ途中の動画を載せます。そろそろ第二テーマも始めたいですね。

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