ラ・カンパネラ – その31(編集してみたらどうなるだろう)

「ラ・カンパネラ」
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一向にネタになるものがないので困ってしまいます。

それで、自分はこのままこの練習を続けていってOKなのか、考えるところまで来てしまいました。自信のなさは集中力低下に表れます。それで、弾けたときの部分を編集してみたらどんな感じになるのか試してみることにしました。まだ中間部で非常にゆっくりしか弾けないところがあるので、それはそのままです。

さて、結果を自分なりに分析してみると…


何とかそれなりに弾いているつもりになっています。練習不足の部分やミスタッチもたくさんありますが、そういう部分を端折ったわけではありません。ずいぶん残っていますね。

これはとにかく通して弾いてみて、音楽の流れが途切れてしまった部分を削除しています。さて、一体どれくらい「つぎはぎ」していると思われますか?

なんと29か所で切り張りしています。30か所切り張りしました。画像があるのでバレバレなのですが、最近の編集ソフトは優秀でかなりきれいにつないでくれます。画面を見なければもっと少ないように感じられるのではないでしょうか。

これでわかったことは、29回30回集中力が途切れているという事です。つまり部分部分は弾けている(一部を除き、ミスタッチも除く)にも関わらず、弾ききれないという事です。もちろん、たまたま弾けた部分をつぎはぎしたと言われればそれまでなのですが、挫折するには結構もったいないなという気持ちになってきました。

同じ箇所で止まる場合は、集中力というよりは悪い癖がついてしまっていることがあるので、そこで止まらないための練習をします。その前後ひとかたまりを繰り返し弾いてみることです。大体が同じところでのストップです。

たまたま弾けたという個所については、これはもう練習しかないですね。「たまたま」をたまたまでなくすればよいのです。言うは易しですが。

今回編集に使ったテイクは私としてはこれで結構、上出来なんです。という事は、この編集結果を最終目標として据えればよいのではないかと思うのです(中間部でテンポが落ちてしまうのは別として)。それ以上を望むのはせん越といいますか、欲が深すぎるでしょう。仲間内で楽しむのには十分ではないでしょうか。演奏まであと半年近くあります。長いブランクを考えると半年でここまで来たのにむしろびっくりするほどです。

さて、自分なりの目標設定、皆さんもよかったらお試しになってはいかがでしようか?録音をつかってもよいですね。私は自分の着地点を見極めるのに大変役立ったと思っています。

さて、こちらは来年6月まで練習を継続していくこととして、ブログとしてのネタはこの曲についてはひとまず出尽くした感があります。気が付いたことがあればまた書きますが、何か別の曲を並行して練習する必要があるようです。

今エルガーの「愛の挨拶」の伴奏を練習していますが、伴奏ではちょっとブログが成立しそうもありません。再びベートーヴェン(予定では「熱情」)だと重い感じですし、ショパンの小品などはいかがでしょうか?「即興曲」の第一番あたりを考えています。

とはいえ本業(?)の方もまた忙しくなってきましたから更新はゆっくりした進みになると思います。よろしければぜひ引き続きおつきあいください。

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