ラ・カンパネラ-その23(なんとかいけそうな箇所2)

「ラ・カンパネラ」
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第二テーマのヒントはすでに書きました通りです。あとは「一番簡単そう」に書いたところと、難しそうに見えて意外と弾けそうな場所です。運指さえきちんとしておけば、だんだん早く弾けるように練習すると、それなりに弾けるようになります。

暗譜してないのでとぎれとぎれですが。


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上記、簡単そうなところはコルトー先生によると、やはり親指はリズムの正確性を維持するために軽く 弾くということのようです。全体を軽やかに、左手のメロディーにはスタッカートがついていますが、ダンパーペダルを踏んでいる奏者も多いので、どちらも「あり」なのだと思います。

ダンパーペダルを踏まないと、音があまりにもぶつ切れになってしまうので、まったく踏まない、という選択肢はないと思います。スタッカートの指示をどのように理解するかは奏者に任されているようですが、あくまでもスタッカートですから、踏みっぱなしというのは「なし」だといえるでしょう。

出だしの駆け上がりの部分ですが、無理だな~と思っていましたが、むしろ両手を使うところに入ってからが難しいです。右手だけの部分は運指をきちんとしておけば徐々に早く弾けるようになります。

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上記の部分がきちんと弾けていませんね。

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になってしまっています。スピードアップするとごまかせてしまう場所なので、あえてゆっくりと練習することが大事と思います。

そのあとの部分は滑らかさ、つまりリズムの安定感が必要になっています。しっかり楽譜を頭に入れるか指に覚えさせるかして、考えなくても音は出せる状態にする必要があります。まだリズムがぎくしゃくしていますので。

この辺りは何とかなるのではないかと楽観視しています。

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