ノクターン第2番-その4(演奏者によって違い過ぎる・・・)

ノクターン第二番
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さらにyoutubeでいろいろな演奏を聞いてみました。またまた驚き。あまりにも自由に弾かれていて、それぞれの楽譜が全く異なっているかのようです。ということは、やはりノクターンの演奏はかなりの自由が許されているということなのでしょうか。装飾音符はもとより、テンポ、強弱、はては最終部分の小音符の数までが違っています。


ということで、あまり細かいことについては楽譜に固執せず、弾きたいように弾いてみようかなぁと思う次第です。一応コルトー先生の言われるように弾いてみて、エキエル版を見る機会があったら参考にしようかと考えています。
それにしても素晴らしいのは、これだけ様々な弾かれ方をしていながら、ショパンはショパンなんですね。独自性のすばらしさを感じます。

それにしても

のターンのところでさえ、

と弾いている人さえいます。

これだけ色々な演奏があって、どれも受け入れられているということは、かなり自由に弾いてもよいということになりますね。逆に言えば、どんな演奏をしたいかを奏者が問われる音楽になっているともいえ、その点では例え素人でもかなりはっきりとしたビジョンを持たなければならないということにもなります。

健康状態も落ち着き、曲も短いので弾けるようになるまでの練習はあまり時間がかからないように思いますが、納得の行く演奏をするには時間がかかるということでしょうか。この点でしばらく格闘が続きそうな気がします。ワクワクします。が、あまり書く材料はないかもしれません。というのもどんな演奏を望むかは人それぞれで押し付けるものではないからです。

どんなところが弾きにくいでしょうか?私としてはきれいな弱音を均等に出すのが難しいと感じています。急に大きな音が出てしまってコントロールできないことが多いです。あとたとえf と書いてあっても、フォルテ!というほどには大きくならないと思いますので、全体を静か目に弾くようにしたいです。
最後の和音などはすべての音が同時にならなくてばらけてしまうことがよくあります。一番最後の和音は、指をできるだけ水平に寝かせて弾くと割と良いようです。私の場合。

下記の動画は、まだまだ楽譜に忠実にきちんと弾く練習をしているところです。進歩は遅いですし、私にはミスタッチなしで弾くのは相当に厳しいです。ラ・カンパネラの時は開き直っていますが、こちらはせめてノーミスで弾きたい。それに加えて表現を考える必要がありますから、同時に二つのことを考えているような気がします。本当は分けてはいけないのでしょうが。

正直のところ、ラ・カンパネラの方がかなり気になっています。特に最終部分の左手の跳躍の上に右手でメロディを弾くところで左手が言うことを聞かず、何とかならないか試案中です。

とりあえずノクターン第2番の現状です。先回と大して変わり映えしませんが多少は前進できていると思います。

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