悲愴-その7(移行部と再現部でのメロディーの強調)

「悲愴」
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なかなか更新ができなくて残念です。今回は以前に録画しておいたものの中から、移行部について簡単に触れたいと思います。

この部分は右手の親指で下降音型のメロディーを弾いていくことになります。他の指は軽くハーモニーを響かせるだけであること、メロディーは比較的強い親指で弾けること等から目立たせることはさほど困難ではありません。
一部分は小指・薬指でのメロディーの演奏になりますが、こちらは伴奏の音数が少ないので問題ないようです。

ですがいくらか問題があるようです。


相変わらず左手が入っていませんが…。気になるのはメロディーそのものが聞こえないわけではないのですが、「ターラッ・ターラッ・ターラッ・ターラッ・ターー」と聞こえているようです。これはペダルの踏み方で解決できそうですね。実際には「ターラーターラーターラーターラーターー」と弾くべきでしょう。響きが濁らないよう最小限のペダル踏み直しでスラーを生かしつつ弾くように努力したいと思います。

そして再現部ですが、ここではだいぶんメロディーを目立たせることができるようになってきました、と思います。伴奏が怪しいところもありますが。

こんな感じです。

以前の録画なのでテンポの速さが気になりますが…。

イメージトレーニングではうまくいくんです。その際、どちらかというと伴奏の方に注意を集中して、常に弱く弾くことを目指しつつ、メロディーは指に覚えてもらって伴奏の弱音につられないようにする。こういうイメトレをしているのですが、実際に鍵盤を弾くとイメージ通りではないんですよね。まだまだ弾き込みが足りないようです。といいますか、そもそも各指の独立性ができていないので仕方がないところもあると思っています。脳の中でそのようにシナプス接合ができていないのですね。これは子供の頃から続けていないとなかなかそのような回路が脳にはできない、できにくいということなのでしょう。しかし、最近の研究では脳はいくつになっても発達可能だとのことで、もう少しつづけていきます。

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