ラ・カンパネラ – その48(再び弾き間違いに気づく)

「ラ・カンパネラ」
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またまた楽譜通りに弾いていないところを見つけてしまいました。下記の下降音型の部分です。

赤で印をつけている音の#を外していました。いえ、その方が半音階的ではまると思ったものですから、というのは言い訳で、最初からどうやらそう弾いていたようです。あ、上の段はオクターブ上ですね。


写譜をお勧めしていますが、一つには暗譜の助けになることと、もう一つは譜読みの間違いをなくすという目的があります。でも、どうやら最初の思い込みが強くて、正しく書いていながら間違って弾いていたようです。怖いことです。

正直、ナチュラルの方が自然に聴こえるんですけど(こらこら)。

さあ、一度間違って覚えて何度も練習してしまったところを矯正するのは大変です。惜しいですが最初からやり直しに近い感じになります。でも実際に弾いてみると始めのうちは引っかかるのですが、割と早い段階で弾けるようになってきました。やれやれ。

最初から正確に弾く、ということの重要性を若いころはわかっていませんでした。テンポに乗って繰り返し弾いていればそのうちミスタッチもなくなると思っていました。ミスタッチの修正は早いに越したことはないのですね。いや、最初からミスタッチしない速さでゆっくりでよいから確実に弾くことの方がよほど上達につながるようです。

それにしても、まだ音が一つでないのでなんとなくフラストレーション。今週中には直る予定ですが。

いまだに、この右手がトリルになる部分が弾けません。こういう時ですね、ああ、ハノンでもなんでもいいからもっと真面目にやっておけばよかった、と思うのは。やはり、あの退屈なハノンには、「これを頑張るとこの曲のここが引けるようになるよ~」という動機づけが必要ですね。そういうリストが付録に付いているだけでも違うと思うのですが。

最近はハノンに変わるもう少し退屈でない(?)練習もあるようです(あえて「練習曲」とは言わない)。

コルトー先生の教科書もよいのですが、果たしてこれでよいのか?書かれている通りに練習しているか?が今一つわかりにくいので、教えてくれる人が必要ですね。それから、「移調表」が付いているのはいいのですが、様々な練習を「その表を使ってすべての調でやるように」というのは手を抜かれているような気分。もちろん、すべての調の楽譜を載せていったらページ数が膨大になってしまうので仕方ないことはわかるのですが。

リフレッシュが目的ですから、こういう練習にあまり時間を取られているのも本末転倒の様な気がします。5分とか10分とか時間を決めて短く定期的にするのが良いかもしれません。

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